クラウドソーシングで地雷ワーカーとのトラブルを避けるたった5つの方法

クラウドソーシング地雷ワーカー避け方の画像

こんにちは、ライターの江戸しおりです。

以下のサービスでは、主にクラウドソーシングでライターとしてフリーランスの道に踏み出したい方のサポートをしていますが、今回は、そんな受注者側へのアドバイスではなく、発注者側へのアドバイスをしたいと思います。

フリーランスライターとして活躍するためのノウハウ全部伝授します!サービス販売開始!

クラウドワークスに登録して2ヶ月で契約ランキング2位、その後すぐにプロクラウドワーカーになり、クラウドソーシング無双状態(だと思っていた)の私が、初めて発注者になって思い知ったクラウドソーシングの闇をどうかたくさんの方に知ってほしいです。

そして、受注者としていっぱしになったと思って天狗になっていても、本当はまだまだだった私をぜひ「ひよっこ!」と笑ってくださいませ。

クラウドソーシングでは、ライターやフリーランサーが企業などからお仕事を受注するだけでなく、発注者側になることも簡単にできます。

例えばとっても忙しいプロブロガーさんなどは、自分で記事を書くだけでなく、クラウドソーシングで発注者として記事の作成を依頼していることもよくあります。

そんな感じで、企業、個人問わず簡単に発注者になれるのもクラウドソーシングのいいところなんですが、困るのが「地雷ワーカー」の存在。

今回は地雷ワーカーを見分ける方法ではなく、「地雷ワーカーに当たってもトラブルにならない」ためのたった4つの方法を私の痛々しい体験談に基づいてご紹介します。

クラウドソーシングに無数にいる地雷ワーカーの恐怖

クラウドソーシング地雷クライアント避け方の画像

さて、そもそも「地雷ワーカー」とはなんなのか。

それはもう単純に仕事ができず、プロ意識もないクレーマーレベルの受注者です。

彼らは何をしてくるかというと、

  • 依頼した仕事を期待通りのレベルでこなしてくれない(基本的な日本語すらなっていない場合あり)
  • 修正を依頼するといちゃもんをつける
  • こちらが丁寧な対応をしているのに喧嘩腰

    ・ 無限ループ
  • そのまま逃げる
    or
  • なんとか仕事を完了してもらっても(当然こっちが求めるレベルに達していない記事が世の中に生まれただけ。)こちらに低評価をつけて捨て台詞とともに去っていく

などなど、発注者にとってはデメリットしかありません。

同じ単価でお願いしても、修正が必要となればそのぶんこちらのコストが上がります。

修正を依頼した時点で、「できません、すみません」と言ってくれるならいいのですが、いちゃもんをつけられると精神的にもかなりきます。

こちらは全く悪意などないのに、「難癖つけてお金を払わない気だ」などと平気で言ってきます。

そして、そういう人に限って「プロとして仕事をしていますので」とちゃんちゃらおかしな発言をするんです!

プロなら自分の仕事のレベルの低さ、わかっていますよね?と言いたいのをぐっとこらえて極めて冷静にお話しようとしますが、大体話は通じません。

最終的にそのままいなくなってくれればまだいいかもしれませんが、それまでかけたコストは意味がなくなり、また新しいワーカーさんに仕事の依頼をしなければなりません。

これが、地雷ワーカーの実態です。
怖すぎますよね!

お金、時間、健やかな精神状態…
彼らは全てを奪っていくのです。

クラウドソーシングで個人が発注をするリスク

クラウドソーシング地雷クライアント避け方の画像

私は今まで、自分のアカウントを使ってクラウドソーシングで発注を行ったことはありませんでした。

しかし、知人からの依頼で、知人がゼロから作るメディアの記事まわりの作成をまるまるお願いされたため、記事構成案だけこちらで作り、それに沿って外注ライターさんに記事を書いてもらうことにしました。

普段、企業のメディアで編集のお仕事をするので、他人のアカウントで発注をすることは何度もありました。

しかし、既存のメディアの場合は大量のマニュアルが用意してあり、ライターさんとこちらの意見が食い違うことはほぼありません。

また、企業アカウントで大量のライターさんと取引している場合、ちょっと面倒なワーカーさんとトラブルになっても、その記事分のお金を払って仕事を終わりにするか、低評価を覚悟して「あなたの記事は使えません。お金は払いません。仕事はもう頼みません。さようなら!」と言い切るか、どちらかの行動が取りやすいです。

が、個人の場合は資金も潤沢にあるわけではないので、使えない記事を書かれても、その記事にお金を払うことは簡単にはできません。

それでも、ワーカーさんも時間を割いて記事を書いてくれているので、できる限り修正点をわかりやすく提示し、こちらが望むレベルの記事をあげてもらってお金を払うのがお互いにとって最も健康的で良心的な仕事の仕方だと思います。

そんなコストはかけられない!と思ってそのワーカーさんを切ったとしても、低評価をつけられてしまうと、こちらの今後の仕事にも響きますし、あまりいい終わり方ではないですよね。

そんなわけで私は2〜3回修正依頼をして、これはダメだ!と思ったら、かなりの時間をかけて自分で修正をしてしまいます。

自分でやっておきながら、超バカだと思っています。

が、私の傷ひとつない個人アカウントから星が一ミリでもかけるのは嫌なんです!(クラウドワークスでは満点が星5つで評価されます)
こいつ仕事の仕方最悪!とか思われるのも嫌なんです!

だからすっごい暴言を吐かれて、もう絶対この人には仕事依頼しない!と決めていても、最後の記事だからと穏便に済ませるために自分の時間を削って記事を修正し、ワーカーさんには頑張ってくれた文字数分だけお支払いするんです。(現在進行形の話です…。)

地雷クライアントに当たってしまうと、お金も時間も勿体無いことはよくわかってもらえたと思います。

が、最も消耗されるのは心です!!

会社のアカウントで「あんたの魂胆はわかりました!」「お金払う気ないんですか?」「足元見てますか?」
とか書かれても、「は?バーカ!」としか思いませんが、これを個人アカウントにやられるとすっごく辛いです。

私はメンタル弱いので3日くらい引きずります。

ので、「地雷ワーカーとのトラブルは断固回避!」の心意気でいきましょう。

プロフィールのみで判断するのはほぼ無理!

クラウドソーシング地雷クライアント避け方の画像

それは江戸しおりが地雷ワーカーを見極められないおバカさんだからじゃないの?ハナから地雷ワーカーに仕事を依頼しなきゃいいじゃない!

と思うかもしれません。

確かに、クラウドソーシングでは、発注者も受注者に評価をつけられるので、低評価があまりにも多いワーカーとは絶対に関わってはいけません。

しかし、地雷ワーカーは、受注回数も一定数あり、評価平均4.5以上のワーカーの中にもゴロゴロいます。

なぜか!!

私は、今までに出会った地雷クライアントには評価はつけていません!

そうなんです。
発注者の中には、腹いせに自分を低評価にされることを恐れて、トラブルのあったワーカーには評価をつけないという人も数多くいます。

そのため、これまでの評価だけでは地雷ワーカーかどうか見分けるのはほぼ無理というのが私の持論です。

地雷ワーカーとのトラブルを避ける5つの方法

地雷ワーカーが見分けられないとなると、あとは地雷ワーカーとトラブルが起こった時にも毅然と対応できるだけの材料を揃えておく必要があります。

最初の一つは少し手間がかかりますが、それ以外は時間もお金もかからない方法なので、絶対に行ってほしいです。

マニュアルは完璧に作る

クラウドソーシング地雷クライアント避け方の画像

一つ目は、マニュアルを完璧に作ることです。

発注者が「地雷ワーカーだ!」と感じても、相手は「言われた通りの仕事をしたのに報酬を支払ってくれない」と不安に思って強気な態度を取っているだけかもしれません。

発注者は慣れている人が多いですが、受注者の中には、これがライティング初体験という人がいるのもクラウドソーシングの特徴です。

発注者にとっては言わなくてもわかることでも、きちんと文字にして相手に理解してもらう努力を怠ってはいけません。

また、質問やトラブルがあった場合には、内容を随時マニュアルに追記するようにし、同じトラブルが起こらないようにしましょう。

例えトラブルになっても、マニュアルに適切な指示があれば、受注者に責任があると第三者にも示すことができます。

募集に制限をかける

クラウドソーシング地雷クライアント避け方の画像

しかし、一時的な発注の場合、数本の記事のために膨大なマニュアルを作るのは割に合わないと思う場合も多いはずです。

そんな時には募集に制限をかけましょう。

例えば、「経験何年以上」、「ワードプレスが一通り使える方」、「SEOライティングの経験がある方」など、発注する仕事に最低限必要なスキルを書いておくだけで、受注者がある程度ふるいにかかった状態となります。

また、基礎的なミスの場合はマニュアルに記載がなくても、「募集の際にこのような制限を設けていますので、ご理解いただいている方に仕事をしていただいているはずなのですが…」の一言で意外と事態が収束することもあります。
(これは状況によってはズルくなっちゃうので、あまり多用してはいけませんが。)

テストライティング・過去の成果物の確認をする

募集の制限だけではなく、過去の成果物の確認もしておくのがベターです。

特にライティングの場合は、ブログ系の体験談記事、アフィリエイトやキュレーションメディア用のSEOライティング、随筆など様々なジャンルがあります。

たまに、「普段小説を書いているので…」といったアピール文も見かけますが、物語を書く才能とSEOライティングはテクニックが全くの別物なので、単純にある程度の文章力があるという指標にしかなりません。

これで安心してしまって仕事を依頼すると、大抵はえらいことになります。

以前、ある美容系のメディアの肌荒れについての記事で

「肌に突如として現れた赤い突起。そう、ニキビ。思春期の頃の淡い思い出とともに蘇ってくるのは、あのちょっと痛くて恥ずかしいほろ苦い感覚。そういえばあの頃は毎日がキラキラとしていて、できたニキビも気付いた時には治っていたのに、気づけば私ももう30歳。ニキビは治らずニキビ跡やシミとなり、鏡を見ればため息ばかり…」

といったような文章が延々とリード文に書かれた記事を見たことがあります。笑えるかもしれませんが、30記事に1記事くらいはあるんです!チェックしているこっちは全く笑えません!

どう考えてもこの人にいきなりSEOライティングをさせるのは間違っていますよね。または、きちんとメディアのトンマナを伝える必要があります。

そのため、ライティング経験があるといっても、どんな文章なのかを確認するために過去の成果物を確認することは大事です。

さらに、それだけで安心せずに、テストライティングは必ずしましょう。

継続の予定がなく、1記事で終わることが決まっていても必ずテストライティングしてください。

私は、「どうせ継続しないから…」という理由で全員に本番記事を書かせてえらいことになりました。

テストライティングは、「相手の技量をはかるため」、「採用不採用を決めるため」にやるものだと思うかもしれませんが、それだけではありません。

テストライティングを依頼し、
「こちらの求めるレベルに達している場合は合格(または支払い)、達していなければ不合格でお支払いできません。」
としておけば、記事が上がってきて数行読んだ時点で、「これは無理!別の人に頼むわ!」ができるのです。

しかし、どんなに記事の内容が悪くても、相手が時間を割いたことは間違いのない事実です。
テストという保険をかけずにいきなり本番記事を書いてもらってしまうと、上がってきた記事の質が悪くてもこちらには支払い義務が生じます。

修正依頼の手間がかかるのはもちろんですが、修正してもどうにもならないなと思った場合には、もう泣き寝入り以外に方法はありません。

その時になって、「この記事はちょっとダメなのでお支払いできません…」というのはずるいですよね。

こういった事態を避けるためにも、テストライティングという名目で1記事目を書いてもらうことには大きな意味があります。

文字単価◯円の報酬設定をしない

クラウドソーシング地雷クライアント避け方の画像

ライティングの仕事には文字単価◯円という報酬設定が多いですが、よほど信頼のおけるライターに頼んでいるか、成果物の質は気にせず記事を量産したい場合以外には、この報酬設定はオススメしません。

というのも、質を担保する場合、ほとんどの記事に修正が発生します。

仕事にこだわりの強い編集者、発注者であればあるほど、納品された記事を細かくチェックして修正するものです。
私もめちゃくちゃ修正するので、記事によってはもともと納品された文字数より1000文字以上少なくなってしてしまうことがあります。

重複や冗長な部分があり、「カットしたいな」と思うこともあるので、これはよくあることだと思います。もちろん、ライターさん側が故意に文字数稼ぎをしていることもよくあります。

が、ワーカーさんとしては、10000文字書いて10000円もらえると思っていたのに、最終成果物が9000文字になって9000円しかもらえないとなれば「え?」と思うはずです。

とはいえ、単なる文字数稼ぎとしか思えない部分のために余計なお金を支払い、余計な部分を時間をかけて修正するのもコストがかかって嫌ですよね。

こうならないように、1000〜5000文字単位で記事単価を固定することをオススメします。

これで、多少の修正をこちらがしても、報酬が変動することがないので、余計な悩みが一つ減るわけです!

何があっても丁寧な対応で

クラウドソーシング地雷ワーカー避け方の画像

最後の最後で精神論的なことを言いますが、つまるところこれが最も大事なことかもしれません。

私が今まで出会ってきた地雷ワーカーたちは、あるポイントでいきなりモンスターと化します。

そんな時でも焦らず、まずは冷静に状況を整理するメッセージを送りましょう。
相手の怒りはちょっとした行き違いによるものが理由かもしれないので、その場合はここで上手にコミュニケーションをとることで和解することができます。

しかし、ここでどうにもならない場合、続いては「悲しいフリ」をしましょう。
これ、めちゃくちゃ大事です!

「申し訳ありません、こちらにはそのようなつもりはありませんでしたが、そのように感じさせてしまい、こちらも大変辛いです。

しかし、〇〇様のおっしゃるような□□(支払いをしないなど)するつもりは全くないので、そのように言われてしまうと私も悲しいです。」

などという文言とともに、もう一度状況を丁寧に伝えてあげましょう。

これ、意外とききます!

仕事にそんな感情を持ち込むな!と思うかもしれないですが、相手はプロ意識のかけらもない地雷です。モンスターです。(失礼!)

ちょっとくらいの演技やハッタリにバチは当たりません。

結局人間って、「なんか自分悪者になってる!?」って感じると、居心地悪くて萎えちゃうんですよね。
ここでおとなしくなる地雷ワーカー多数です!

それでもダメな場合は、事務局行きです。

「かしこまりました。
こちらには一切落ち度はないと思っておりますので、第三者の指示を仰ぎたいと思います。」

とかなんとか言っておきましょう。
ここで相手が引き下がれば儲けもの。
ダメならクラウドソーシング運営元の相談コーナーなどに連絡しましょう。

ここで、面倒だからお金払って終わりにしちゃおうと思ってはいけません。
それは、他の規則に則って仕事をしている全発注者に迷惑をかけることと同じです。

自分の仕事に自信があるなら、絶対に引き下がってはいけないと思います。
最後まで毅然とした態度でいきましょう。

 

とはいえ、暴言吐きまくりの地雷ワーカーに対しては多少の文句も言いたくなるのは痛いほどわかります。

が、それを我慢して乗り越えると、憑き物が落ちたように、元の普通のワーカーに戻る人が多いんです。

さっきまで暴言を吐きまくっていたのに、こっちが丁寧を突き通したら

「かしこまりました。ではそのようにお仕事いたします。宜しくお願い致します。」

とか言って何事もなかったかのように大人しくなるんです。

さらに、「質問にも丁寧に答えてくださり、安心してお仕事できました」などというコメントとともに満点評価をつけて去っていくのです。

もう、私の理解の範囲を超えていますが、「丁寧」を貫き通すだけで、ここまで相手の対応は変わるのです。
やらない手はないと思います!

 

以上が私の体験に基づく「クラウドソーシングで地雷ワーカーとトラブルにならない5つの方法」です。

もちろん地雷ワーカーはこれくらいではおとなしくならないこともしばしばですが、トラブルになって運営会社に仲裁に入ってもらった時に、客観的に判断してもらう材料としては十分だと思います。

参考になれば幸いです。

 

しかし、最も大事なことは、SEOがこうだから…とか文字数が…とかではなく、「この人の書く記事だから◯円払う価値がある」と思える貴重なライターさんと仕事をすることだと思います。

そんなライターさんに出会えるかは、編集者の技量やレベル、人間性も大きく関係してくると思います。

そのため、今回の一連の出来事は、発注する先がクラウドソーシングしかなく、地雷ワーカーに右往左往している私はまだまだ未熟者なんだと思い知った出来事でもあります。

あなたと記事を作りたい!と思ってもらえるようなライター、編集者でありたいと思ったので、これからもまだまだ努力が必要ですね。

 

最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。

本当はもっと要点をサクッとまとめるのが良記事であって、こんなのはまさにクソ記事なのかもしれないですが、本当に地雷ワーカーの言動に怒り心頭のため、思っていることを全て吐き出させてもらいました。

発注側になる予定がある方は、自己防衛の手段を取ることを忘れないようにしてください。

クラウドソーシングで立場が弱いのは圧倒的に発注者です。
そのことを忘れずに、ぜひ素敵なワーカーさんと素晴らしいお仕事をしてください!

 

さー、修正するぞー。